独立した際に知っていて損にならない知識が公的機関から補助されるお金です。
企業する前に最初に考えるのは銀行からの融資、日本政策金融公庫からの融資の2点が主かと思われますが、少し難易度が上がる資金調達の中に補助金、助成金があります。
・補助金とは、政府が私企業や個人などの民間部門に対して行う給付。
・助成金とは、法人あるいは個人の事業主を支援するため国や自治体の行う給付。
助成金はそもそも労働者保護のための資金援助を目的とするものが多いので、企業当初は申請要件に該当しないことが多いかと思います。申請要件に該当すれば、必ず採択され、リスクはほぼなく交付されます。
対して、補助金は全額を補助するものではなく、支出の1/2~3/4程度が支給されますので、必ず事業主の支出を伴うものです。しかし、交付される金額が大きいため、事業の方向性が補助金の目的と合致すれば、大きなアドバンテージとなります。
補助金は交付決定までにいくつかの段階が用意されておりますので、交付申請完了まで時間を要することとなり、さらに交付後もおよそ3年間にわたって事業実施効果報告などの結果報告が必要となります。
今回、IT導入補助金のデジタル化基盤導入枠を検討しておりますが、工程が長いことと、個人事業主の範囲では補助してもらう予定の金額が低いため、労力に見合った成果はないことがデメリットではありますが、今後の勉強を兼ねて申請を検討しております。
現段階では準備が時期的に難しい書類がありますので、すぐに申請準備に取り掛かれませんが、申請する決意が固まりましたら、こちらで事業計画の作成とプレゼンに関してご紹介したいと思っております。
インボイス制度に向けて企業の経理部門のIT強化が必要と思われますので、ご一読いただくことで北九州の企業にお力添えできたら幸いです。
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